今日は仕事について!今の私の仕事は、主婦をしながら予約が入っている日はオンラインかリアルでお会いしてキレイデザインの診断をしたり、「私も勉強したい!」というご希望の方がいらっしゃればキレイデザイン学の講座を開講したり、ハンドメイドのオーダーを全国から受けていたり、町内の雑貨屋さんに委託販売、イベントがあるときは(2020年はコロナの影響でほとんど出店しなかったのですが…)出店して収入を得ています。
とても自由に時間を使いながら楽しく生活しています。子どもの長期休みなどもずっと一緒に過ごしながら数時間診断の仕事や講座を開講。日々の宿題もハンドメイドをしながら隣で見てあげれるし母親業と仕事を無理なくこなせています。しかし、まだまだたくさん稼いでいるというわけではないのが今のリアルな現状(笑)しっかりお仕事してくれている旦那のおかげでやりたいことをやりたいようにやりながら、少しは収入を得ているという感じです。

ちなみに私の両親はとても厳しかったので「名前も知らないような大学には入ってはいけない」と父親からはずっと言われて育ったし、母は公務員でしたのできっちりかっちり世間体が大事!きちんとした定職について安定収入を得ることが仕事であり人生の幸せととらえているような人でした。ザ・昔人間(笑)
私は県内ではまずまず知名度のある安田女子大学・児童教育学科に指定校推薦で進学し、小学校教員免許、幼稚園教諭免許、保育士資格を取得して卒業、その後は保育士として市内で勤務を始めました。親はそこそこ満足していました。
でも私はしんどかった。

完璧主義だったので毎日ほかの先生からみられているプレッシャー。特に乳児担任になると一部屋に4、5人先生がいるので、常に自分はどう見られているか、間違った発言はしてないか、子供への声かけは適切かそれしか考えていませんでした。人との関わりは今と変わらず大好きだったので保護者とはとてもいい関係だったし、いわゆるモンスターペアレントと当時言われていたような方とも全く問題なくお付き合いできていました。しかし保育のプレッシャーがものすごかったので、一日の大半(平均して10時間くらい)は胃痛、原因不明の背中痛にも半年以上悩まされ、円形脱毛症になったし、蕁麻疹がでたり、喘息は持っていないはずなのに咳が止まらない、毎朝とりあえず泣いた後メイクを直して出勤する毎日がしばらく続きました。
結局あまりに体調を崩してしまい、循環器科の先生の紹介で精神科を受診。そのままDr.ストップで休職、そしてそのまま年度末退職となりました。
両親は体調も心配はしてくれたものの、「情けない」「せっかく大学出て就職したのに」という感じ。人生であの時ほど落ちたことはないかなと思います。自分で自分が大嫌い。自分に嫌われることほど苦しいことはありませんよね。「何のために生きてるか分からない、私は誰にも必要とされていないし、今日私がいなくなっても明日も地球は何も変わらず普通に回り続けるんだ」と思って過ごしていました。

今の私からでは信じられないという人も多いと思いますが、本当に自己肯定感はゼロどころかマイナス。人生の底辺を見た感じ。しかしそこから徐々に、私を必要としてくれている人がいると実感できることが少しずつあったり、cafeでバイトをしながらまた保育現場(延長保育のパート)に戻ったり、そうしていたら娘を妊娠、出産。子育てという使命が課せられ、人生が徐々に右肩上がり。息子の産後にハンドメイドを本格的に始め(素敵な仲間が誘ってくれた!)、そのいい流れでキレイデザインの資格も取得。もう右にしか上がらなくなり、今の私至ります。
収入で言うとまだまだ保育士の時代のほうが安定していました。でももう二度と戻りません。なぜなら私には向いていなかったから。本当にしんどかったから。人には向き不向きがあり、保育士という仕事は私には到底不向きだったのだと今なら思えます。個性分析で診断してみても私は組織に入ってチームワークで働くというよりは個人経営、自分が上に立ちチームを作る側(笑)人のお世話は大好き、人を助けたい、サポートしたいという面では保育士もあながち間違ってはいなかったのかもしれませんが。

今の働き方が自分には合っているのだなと思うとともに、時代の流れも同じように流れているのを強く感じます。風の時代と言われているように、個が輝く時代。大きな組織よりも小さなチーム。我慢で耐えて会社に身をささげる時代は終わりました。もっと楽しく働いて稼ぐ時代。もちろん会社組織が合っていてそこで働くことが向いている人もたくさんいらっしゃると思いますし、本人が楽しめているなら大丈夫。無理をしないのが一番です。ちなみに毎日生き生き楽しくしている私を見て最近母から言われた言葉。
「母さんは間違ってたわ。安定した仕事を求めて押し付けていたけれど、そんなの関係ないね。あなたには今の仕事がとっても向いてる。大正解!本当にとっても楽しそう!良かったね。」
と。いまでは応援してくれる立場です。心から人生を楽しむということは周りをも変えてしまう力があるのですね。あれだけ頭の固かった母がこんなことを言うなんて驚きです。

あなたは今の仕事楽しめていますか?
今の仕事で一生を終わってもいいと思っていますか?
人生100年時代。もし楽しめてないかもという人は、時代の転換期の今、もう一度ご自身を見つめなおすチャンスかなと思います。何か変化を起こすなら今年がラストチャンスだそう。なぜならすべてコロナのせいにできるから(笑)来年変えようとすると時代がもう難しくなっているようです。時代の流れは想像以上のスピードで目まぐるしく変化しています。自分だけ取り残されたくありませんね。自分らしさとは何か、どういう思考や行動パターンがあるのか、どんなことに向いているのか、今自分はどんな流れの中にいて何をするときか。見つめ直してみませんか?誰だって幸せな未来にしたいですよね。
動くか動かないかはあなた次第です。

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