環境問題の勉強をすればするほど「時間がない」と実感するし、もっと多くの人に広めていきたい日々強く思っています。プラスチックゴミは海に流れ続けてあと30年で魚の量を越えると言われているし、今の畜産システムがこのまま続くのであれば、これからもコロナ以上の新規ウィルスを作り出すでしょう。日本も遠くない未来に夏の最高気温が40度も普通になり、オーストラリアのように木が自然発火して、そこら中火の海かもしれません。食料自給率が低い日本はすぐに食べ物もなくなり、さらに氷が溶けて海面上昇で島国日本はあっという間に沈没でしょう。原発がある小さな島国日本、東日本大震災のときあともう一歩で名古屋から右側が吹き飛んでたと聞きました。、新潟にある世界最大の原発が何かのきっかけに爆発したら北半球全部に影響を及ぼすという試算もでているようで、原子力発電には疑問しかありません。

すべての問題は一人一人の「強欲」と「無関心」が理由で起こっており、そして問題の黒幕は自分なのです。だから解決できるのも自分しかいないと思っています。みんな自分を過小評価しすぎていて、自分が動けばどれだけ世界が変わるか知らないだけだと思います。一人が変われば本当に大きく変わるのにもったいないなと感じます。
教育の話になりますが、日本では「義務」は徹底的に教えるのに「権利」は教えてくれないそうです。とても思い当たるように感じます。私も親からそう育てられました。「~してはだめ」「~しなければならない」ばかりでした。日本の教育を全否定するつもりはないけれども、人生を楽しむためには足りないことがありすぎて、教えてくれないことが多過ぎるので、私は家庭内でかなり意識をして子育てをしています。

私が子育てで意識していること。「普通は」を使わないように意識しています。「普通」なんてありません。「一般的には○○という意見が多い傾向にある」と伝えています。そして、お菓子1つでもなんでも、どんなささやかなことでもいいから子どもの選択を尊重すること。(私は尊重してもらえなかったので、本当にトラウマとして心の中に残っています)その日々のささやかな経験の積み重ねが「自分は自分でいい」につながると思っています。そして「ダメ」を言わない。「ダメ」は自分が全否定されてる気になるから「ママは悲しい」とか「嫌な気持ちになるな」と自分の気持ちを伝えるようにしています。
そして尊敬する環境活動家・谷口たかひささんや藤原ひろのぶさんも言われていますが「正義の反対は悪ではなくもう1つの正義」ということ。こちらから見て相手が悪く見えても向こうから見たら同じだけこちらが悪く見えます。なので自分の意見が必ずしも正しくない可能性もあるし、必ず相手にも理由があります。0対100でどちらかがいい悪いで判定できるほど、この世の中はシンプルではありません。これはいつもいつも子どもたちに伝えています。そして自分の意見は言い切ること!と。 同意を求めるのは違うということ。相手は自分とは違う人間だから「私はこう思うんだ」と主語を自分にして、意見は言い切りにしようねと。だから私も子どもらに「~よね?」は使わないようにしてるいし、誤って使ってしまったら「あ、ごめん!ママの意見に同意させようとしてしまった!今のはよくなかったね、ごめんね!」と即訂正を入れるように心がけています。
とにかく自分が行動で示して背中から学びとってもらいたい。感謝したらありがとう、自分が悪いと感じた時にはすぐにごめんなさい、自分が出来ないことを子どもに言っても信頼を失うだけだと思っていますし、大人として、そんなカッコ悪い事はしたくありません(笑)
そして、人と人との出会いは偶然ではなく必然で、不思議なご縁と巡り合わせ。タイミングが一致してクロスしたとき出会うと思っています。「すべての出会いには意味がある」と。

谷口さんが以前参加した講演会で言われていました。「失ったお金はいくらでも取り戻せます。しかし失った時間は絶対取り戻せません 。人は預金の残高はとても気にするのに時間の残高は気にしないですよね。絶対増えることもなければ、絶対取り戻すことができないのはお金より時間です。時間=命。時間が限られている以上、私たちは何をするかよりも何をしないかを選択していきましょう。」と。言われなければ気付きませんでした。こうしてる間にもずっとずっと減り続けてる時間の残高。出会いを大切に、命も大切に、時間も大切に、やらなくていいことは切り捨て生きていきます(笑)真面目にそう感じます。
私たちの時間は永遠ではなく残された時間も長くはありません。
(この投稿は2020年11月に投稿した谷口たかひささん講演会後のInstagramを参考に執筆しました)
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